2012年12月12日水曜日
風の中の子供
☆☆☆ 清水宏 1937年
山田洋次セレクションはまだ続くよ。
自分がこの映画の宣伝担当なら
「『大人は判ってくれない』は20年前に日本で撮られていた。
子供映画の傑作!」
ぐらいブチあげたい所だが、実際まあそれほど面白くもなかっ
たので、そう持ち上げなくてもいいか。
12.3(月) BSプレミアム
2012年12月10日月曜日
蒲田行進曲
☆☆☆★★ 深作欣二 1982年
山田洋次セレクションは続く。
いわずと知れた、つかこうへいの劇作を映画化したもの。
これはおもしろかったな。
プライドの高い女優も、エプロン姿で家事に追われる主婦も、
どちらも違和感がない松坂慶子はさすが。
ヤスの実家の花嫁歓迎ぶりに、久々に大笑いしてしまった。
最高。
11.30(金) BSプレミアム
2012年12月9日日曜日
次郎長三国志 第三部 次郎長と石松
☆☆☆★ マキノ雅弘 1953年
森繁演じる"ドモりの石松"が愛敬があって良い。
小泉博は、ひとの財布勝手に持って行くんだから宿代は森繁
のぶんまで払ったのかと思ってたら、それも払わずに行ったの
かよ! ひどい。
チンチロリンの場面はなかなかの迫力。
よござんすか、よござんすね。
11.25(日) BSプレミアム
2012年12月8日土曜日
気狂いピエロ
☆☆☆★★ ジャン=リュック・ゴダール 1965年
6年ぶりぐらいに再見。
他人に迷惑をかけながらの「逃避行もの」はあまり好きではない
が、これはアリだな。しかし観たそばから内容を忘れていく。観て
からまだ1週間あまりだが、もう数シーンしか思い出せないという
のは、笑っていいのやら…。
11.25(日) DVD
2012年12月4日火曜日
悪の教典
☆☆☆★★ 三池崇史 2012年
話題作だね。
観るつもり無かったのだが、予告編がおもしろそうだったので、
二階堂ふみも出てるし、観ることにした。
前半にはおおむね満足。凄惨なカタストロフが到来する予感に
思わず胸が高鳴る。三池崇史、盛り上げ方はさすがに巧い。
主人公の英語教師"ハスミン"は、自分の正体に気が付いた者
を順番に、静かに(でもないか)、抹殺していくのだが、こんなこ
とがそう永く続くはずがないというのは、ハスミンも観客も分かっ
ている。いつ破局が訪れるのだろうか、とドキドキしていると、文
化祭を準備中の校舎で、あるちょっとしたアクシデントをきっかけ
に、突如として殺戮は始まる。
……ここまでは良かった。
しかし、後半の大量殺戮の場面には段々とうんざりし始めたこと
は言っておかなくてはなるまい。まず、猟銃でひとりずつ殺すに
は人数が多いね。それと関連したことだけど、全員が泣き叫んで
逃げ回るばかりで、アーチェリー部の彼以外に誰もハスミンに立
ち向かって行くだとか、せめて物陰で待ち伏せて逆襲するだと
かを考えないのはいくらなんでも不自然ではないか。高校生なん
だから、あれだけ人数(42人)がいたら、5~6人は「よっしゃ、俺
が逆にぶち殺したる!」という気骨のある奴が居てもよさそうだ。
11.24(土) ワーナーマイカルシネマズ釧路
2012年12月3日月曜日
人生の特等席
☆☆☆★★ ロバート・ロレンツ 2012年
イーストウッド御大が演じる"ガス"は老スカウトマン。全米に星
の数ほどいる高校球児の中から金の卵を見付ける仕事である。
見付け出せば、何億ものカネが動くことになる重要な仕事だ。
いつもスーツケース1つで地方から地方を飛び回っている。妻は
何年も前に亡くした。一人娘(エイミー・アダムス)はまっとうに育
ち、今では優秀な弁護士だが、親子の仲はうまくいっているとは
言い難い。しかも自身の視力の衰えが明らかなレベルになって
きており、実はピッチャーの球筋も、バッターのスイングの細か
な所も、よく見えていない。
とまあ色々な"トラブル"で満載な様子がはじめ描写されてはいる
が、2時間後にはすべての「うまくいっていなかったこと」は一掃さ
れ、ガスは球団との契約を更新し、娘とは和解し、娘は娘で、仕
事はうまくいくは父親公認の恋人はできるはで、めでたいことこの
上なく、観客としても当然イーストウッド親子に肩入れしてますから、
ハッピーな気分で劇場をあとにすることができるのである。
欲しいところに球が来る、行き届いた脚本と演出があり、主演の
イーストウッドはあくまでシブく、娘のエイミーはつんつんしてて可
愛く、まったく申し分ないわけで。
11.23(金) ワーナーマイカルシネマズ釧路
2012年12月1日土曜日
I'M FLASH!
☆☆☆★ 豊田利晃 2012年
珍しくミニシアターぽいやつが釧路のワーナーで観られる
というので、出かける。東京に居たらおそらく観なかったで
あろう。
舞台は沖縄。冒頭のシークエンスは深夜、藤原竜也と水原
希子の乗る赤い高級車が一般道を疾走している。一方、
TSUTAYAにビデオを返しに行く柄本祐も、バイクを相当な
速度で疾駆させている。予感に満ちたカットバックが続き、
案の定、トンネルで両者は衝突する。
藤原竜也は教祖様、松田龍平はそのボディガードとして雇
われるのであるが、結局まあストーリーはあまり重要ではない
ようだ。爆音と暴力とカットがすべて、という感じの映画。「蘇
りの血」もそういう感じだったな、そういえば。
11.23(金) ワーナーマイカルシネマズ釧路
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