2025年1月25日土曜日

【LIVE!】 THE BACK HORN

 
 マニアックヘブン vol.16

 1. レクイエム
 2. ラフレシア
 3. ゲーム
 4. ホワイトノイズ
 5. 鏡
 6. 汚れなき涙
 7. フラッシュバック
 8. パラノイア
 9. 水槽
10. ザクロ
11. サナギ
12. コオロギのバイオリン
13. tonight
14. 惑星メランコリー
15. 青空
16. サイレン
17. 思春歌

Encore
 1. 天気予報
 2. 共鳴
 3. さらば、あの日

                1.10(金) CLUB CITTA'川崎

今年は川崎にて開催。遠い!
開演50分前に会社を早退して、電車を乗り継
ぎ、チネチッタ何年振りだろうとか思いなが
らようやく到着したその3分後には照明が落ち
てライブが始まる。時間効率は良いが…。

もともとそういう趣旨のライブではあるので
何も問題ないが、今回もベスト盤しか聴いた
ことのないファンでは1曲も分からないよう
なマイナー曲が並ぶ。やってる当人たちが
「なんで(客が)盛り上がってるのか分からん」
というほど。こちらとしては「レクイエム」
「ゲーム」「水槽」「ザクロ」など垂涎のラ
インナップである。「惑星メランコリー」か
ら「思春歌」への流れも秀逸。

ということでベストアクトは「ザクロ」。
変な構成の曲だが、ライブ向きの曲であるこ
とを再認識。




2025年1月19日日曜日

ゴジラ-1.0

 
☆☆★★    山崎貴   2024年

ちょっと仕事で必要があって観たのだが、貧弱
きわまる物語に閉口。ストーリー展開上の欠陥
を挙げれば枚挙に暇がないという感じだが、い
ちばんひどいと思ったのは、最初に敷島がどう
してもゴジラを銃撃できなかったのには理由が
何かあって、いずれそれが明かされるんだろう
と思って観ていたら、特に理由は無かったこと
である。次に海上でゴジラに遭遇した時には、
ためらいなく打っていた。

細田守も山崎貴も新海誠も、物語上の辻褄を合
わせらないひとが書く物語では、都合よく主人
公が失神するという法則がある。

                              1.10(金) Blu-ray Disc




2025年1月13日月曜日

2024年 ベスト3

 
本年もよろしくお願いします。
ほそぼそと続けていきます。

<2024年>
鑑賞本数は18本。
うち2024年公開作17本、旧作は「1999年の
夏休み」だけ。すっかり家で映画を観る環境
ではなくなってしまったので、すべて映画館
で観た。

たいした鑑賞本数ではないですが、ベストを
3本だけ選びたいと思う。いずれも感銘を受
けた映画で、自信をもってお薦めできる優れ
た作品である。

『関心領域』(ジョナサン・グレイザー)
いちばん衝撃的だったのはこの映画。
アウシュヴィッツの隣で幸福な家庭生活(に
見えるもの)を営んだ家族というテーマもさ
ることながら、定点カメラのようで時にさり
げなくワークする撮影手法も、異化効果をも
たらす音響デザインも優れていた。


『悪は存在しない』(濱口竜介)
この映画もずうっと心に引っ掛かっている。
登場人物たちがいまでもあの地域に生きてい
るような気がしてならない。あのうどん屋は
どうなっただろうか、あのグランピング施設
の計画は頓挫したのだろうか…。


『夜明けのすべて』(三宅唱)
こちらの年齢的にも「恋愛映画」がだんだん
しんどくなってきているというのもあり、こ
のぐらいの人間関係の方が落ち着いて観られ
るような気がする。繊細な演出が光る。