2025年8月31日日曜日

【LIVE!】 THE BACK HORN


  『爆音夢花火 2025』~LAST 野音 NIGHT~

 1. レクイエム
 2. 親愛なるあなたへ
 3. 希望を鳴らせ
 4. ひょうひょうと
 5. Mayday
 6. 疾風怒濤
 7. 幻日
 8. 情景泥棒
 9. 情景泥棒~時空オデッセイ~
10. カラビンカ
11. 世界樹の下で
12. 幸福な亡骸
13. キズナソング
14. 蛍
15. 導火線
16. コバルトブルー
17. 太陽の花
18. 奇跡

<Encore>
 1. 冬のミルク
 2. 明日世界が終わるとしても
 3. 無限の荒野

<Encore2>
 1. 刃

                             6.14(土) 日比谷野外音楽堂


いまだに2週続けてバックホーンのライブに行っ
てるとは、ほんとにお好きですねーと言われて
も仕方がない。

改築前の野音では最後となるワンマンライブは、
「夕焼け目撃者」ではなく敢えてバンド最初の
ライブDVDの名を冠された。
予想通り"レクイエム"で始まり、"ひょうひょう
と"も投下されて、古参のファン(を自称しても
いいだろう)はおおいに感慨に耽ったが、総合
して選曲を眺めると、意外にも新しめの曲が多
かったように思う。もちろん初期のマイナー曲
を連発すると「マニアックヘブンと何が違う」
ということになりかねないが、随所で「爆音夢
花火で、この曲なのか…?」という、微かな違
和感を抱きながら、まあそれでもライブは楽し
んだ。"サニー"をやってもよかったんじゃない
かねー。
しかし「この曲やって!」投票で1位になった
のが"世界樹の下で"というのは、このバンドの
ファンでいることを誇らしく思うような快事で
あった。
ベストアクトは「ひょうひょうと」。



2025年8月17日日曜日

【LIVE!】 THE BACK HORN

 
  『KYO-MEIワンマンツアー』~Dear Moment~

 1. 親愛なるあなたへ
 2. Running Away
 3. Mayday
 4. 暗闇でダンスを
 5. 透明人間
 6. コワレモノ
 7. ジャンクワーカー
 8. カラス
 9. 修羅場
10. 光とシナジー
11. ヘッドフォンチルドレン
12. SUN GOES DOWN
13. 月夜のブルース
14. 最後に残るもの
15. 空、星、海の夜
16. グローリア
17. 戦う君よ
18. 太陽の花
19. コバルトブルー
20. タイムラプス

<Encore>
 1. 刃
 2. 明日世界が終わるとしても

<Encore2>
 1. 無限の荒野

       6.8(日) Zepp Shinjuku

つくづく「ちゃんと考えられたセットリスト」
という感じがする。20年近くもファンをやって
いても「もういいや」とならないのは、未だに
こういうライブをするからなんだよなー、など
と思いながら歌舞伎町を抜けて帰路につく。
「親愛なるあなたへ」が良いアルバムだったの
で「透明人間」「明日世界が終わるとしても」
なども盛り上がっていたし、ひさびさに聴く
「カラス」はいかにも「初期!」な音の少なさ
にあらためて驚嘆。

コマ劇場の雰囲気を残したまま造りかえられた
Zepp Shinjuku。妖しいバーカウンターがあっ
たりするのもご愛敬だし、ライブハウスとして
はなかなか良いのでは。



2025年8月14日木曜日

リアル・ペイン 〜心の旅〜

 
☆☆☆★★  ジェシー・アイゼンバーグ 2025年

監督・脚本・主演をこなすジェシー・アイゼ
ンバーグ、監督としては2作目。

ニューヨーク在住でWeb広告の仕事をしている
ジェシーと従兄のキーラン・カルキンは、自ら
のルーツであるポーランドで祖母の墓参りをす
るのに合わせて、ホロコーストのバス・ツアー
に参加する。周囲を戸惑わせながらも皆をハッ
とさせるようなことを言うキーランを半ば疎ま
しく感じながらも、羨ましくも感じてしまう…。

うまいですね、すべてが。
劇伴をすべてショパンのピアノ曲にしたのは鼻
につくが、それでもロードムービーにはつい点
が甘くなる。

ラストの空港におけるキーラン・カルキンの、
虚無を見つめるような目が忘れがたい。

                                          5.21(水) 早稲田松竹



2025年8月10日日曜日

I Like Movies


☆☆☆★★  チャンドラー・レヴァック 2025年

カナダの⽥舎町で暮らす映画が⽣きがいの
⾼校⽣。人付き合いが苦手だが、映画への
愛は誰にも負けないと自負しており、レン
タルビデオ屋で自信満々で働き始めた彼の
甘ったれた世間知らずと純粋な情熱が巻き
起こすオタク青春コメディ。
映画好きにはけっこうたまらないものがあ
り、なかなかおもしろかった。

                                              5.21(水) 早稲田松竹



2025年8月1日金曜日

【LIVE!】銀杏BOYZ/羊文学

 
 Toyosu PIT 10th ANNIVERSARY 銀杏BOYZ × 羊文学 ” じゃぽんVol.1 ”

羊文学
 1. Addiction
 2. 永遠のブルー
 3. 声
 4. tears
 5. 予感
 6. Burning
 7. 光るとき
 8. OOPARTS
 9. more than words
10. 祈り

銀杏BOYZ
 1. アーメン・ザーメン・メリーチェイン
 2. NO FUTURE NO CRY
 3. 大人全滅
 4. 夜王子と月の姫
 5. 漂流教室
 6. ナイトライダー
 7. 人間
 8. 夢で逢えたら
 9. BABY BABY
10. ぽあだむ

encore
11. 銀河鉄道の夜  w/ 塩塚モエカ
12. 少年少女

                                      5.9(金) 豊洲PIT

初めて聴いた羊文学はなかなかいい音して
いた。しかし1曲も知らずに臨むと、どれも
同じような曲に聴こえる。

峯田はアメリカ西海岸でのツアーを終えて
戻ってきたと言っていた。選曲はベスト盤
のような曲が並んでいてとても良いが、
せっかくの「夢で逢えたら」の途中で歌う
のをやめてどこかに行って、曲の終盤まで
戻ってこないのはいただけなかった。

ベストアクトは羊文学の塩塚と一緒にやった
「銀河鉄道の夜」。GOING STEADYバージョン
でライブで演奏するのは23年ぶりと言ってい
た。心にくいこんでくるような演奏だった。