2012年5月30日水曜日
Kitano par Kitano 北野武による「たけし」
北野武、ミシェル・テマン 著 松本百合子 訳
ハヤカワ・ノンフィクション文庫
いま現在たけしの地上波のレギュラー番組は7本。
じゃあ1日に1本ずつ撮ってるかというと、そうではなく、映画の
製作期間中は「テレビの週」と「映画の週」を1週交代で繰り返す。
つまりテレビの週には2週間ぶんの収録をこなす。ほんとに1日た
りとも、休みの日など無いらしい。
私がたけしの映画をちゃんと観たのは就職して釧路に来てからで、
それまでは特に興味を惹かれることはなかった。その反動というか、
映画の衝撃があって以来、興味深くてしょうがない。このひとはいっ
たい何者なのか。本書はその興味をいくぶんか満足させてくれる本
だった。ひょんなことからたけしと懇意になったフランス人記者によ
る、たけしのインタビュー集。たけしの喋り(もちろん日本語)を記者
がフランス語でまとめ、出版されたものをまた日本語に翻訳している
ので、なんとなく不自然なところもあるが、とてもおもしろい本だった。
『アウトレイジ ビヨンド』楽しみー。
2012年5月28日月曜日
【LIVE!】 いきものがかり
いきものがかりの みなさん、こんにつあー!! 2012 ~NEWTRAL~
01. NEW WORLD MUSIC
02. いつだって僕らは
03. センチメンタル・ボーイフレンド
04. 歩いていこう
05. 愛言葉
06. 夏・コイ
07. SAKURA
08. おやすみ
~Interlude~
09. 恋詩
10. ブルーバード
11. 笑ってたいんだ
12. じょいふる
13. KISS KISS BANG BANG
14. KIRA★KIRA★TRAIN
15. ありがとう
(ENCORE)
01. 地球
02. ハルウタ
03. 会いにいくよ
5/13 釧路市民文化会館
ついに釧路でライブを観ました!
さだまさしすら私が赴任してから来たことの無いこの地に、はるばる
やってきてくれたのは、驚くべきことに"いきものがかり"でした。長い
こと、彼らのライブに行ってみたかったのだよ。向こうから来てくれる
なんて実に望外の慶び、などと思っていたら、発売日にチケット電話
はつながらなくて買えず、結局[むにゃむにゃ]で入手。まあいい。
聖恵ちゃんが見られるのなら、多少の痛手はよしとしよう。
ライブは良かったね。実に良かった。
意外とナマ音にこだわりがあるようで、サポートギターまで居たよ。
メンバーに二人ギター居るのに! 聖恵ちゃんはほぼ完璧に歌いこな
しており、最後の曲を歌い終わってもまた最初の曲に戻って同じライブ
ができるんじゃないかと思うぐらいの安定感。安定しているだけじゃなく
て、しっかり琴線に触れてくるんだね、これが。もっとバラードを増やし
てほしいと思ったライブは初めてだった。
2012年5月24日木曜日
下妻物語
☆☆☆★★ 中島哲也 2004年
鬼才・中島哲也め、よもや山田洋次をも虜にするとは、
たいした奴だ。
いよいよ始まった「山田洋次が選ぶ喜劇映画五十選」。
もうとっくに始まってるよ、という野次が飛んできそうだが、
ようやく1本目である。しかも「下妻物語」。
ばかばかしくて痛快で、というのはタランティーノに通じる
部分もあるような。そしてアニメーションやインサートの多
用は「ナチュラル・ボーン・キラーズ」を思わせる。
そしてその「ナチュラル・ボーン・キラーズ」を想起させる
部分があまり好みじゃないので少し減点されているが、
全体的にはたいへん結構なお手前でした。おもしろい!
5.20(日) BSプレミアム
鬼才・中島哲也め、よもや山田洋次をも虜にするとは、
たいした奴だ。
いよいよ始まった「山田洋次が選ぶ喜劇映画五十選」。
もうとっくに始まってるよ、という野次が飛んできそうだが、
ようやく1本目である。しかも「下妻物語」。
ばかばかしくて痛快で、というのはタランティーノに通じる
部分もあるような。そしてアニメーションやインサートの多
用は「ナチュラル・ボーン・キラーズ」を思わせる。
そしてその「ナチュラル・ボーン・キラーズ」を想起させる
部分があまり好みじゃないので少し減点されているが、
全体的にはたいへん結構なお手前でした。おもしろい!
5.20(日) BSプレミアム
2012年5月21日月曜日
わが母の記
☆☆☆★★ 原田眞人 2012年
あおいさんの出演作のなかではかなり良い方じゃないかと。
三姉妹の、理屈っぽい末っ子の役。ぴったりである。
ちょっと脇役にまわると俄然輝きだすことがあるんだね。
『サッド・ヴァケイション』のときもそうだった。
それにしてもなぜ今、井上靖なんだ。
どちらかというと忘れられていく作家のような気がするが、
どうなんでしょう。『蒼き狼』『あすなろ物語』『闘牛』ぐらいは
読んだことあるが、正直いうと読んだこと以外何も覚えてい
ない。文春の「家の履歴書」に登場した原田眞人は、ちょう
ど井上靖の家でロケができることになったから、という理由
を語っていたけど…。
役所広司の井上靖っぷりは、山本五十六につづきかなり良
かった。俺も酔っ払ったあおいさんにからまれたい、と思い
ました。
5.20(日) ワーナーマイカルシネマズ釧路
あおいさんの出演作のなかではかなり良い方じゃないかと。
三姉妹の、理屈っぽい末っ子の役。ぴったりである。
ちょっと脇役にまわると俄然輝きだすことがあるんだね。
『サッド・ヴァケイション』のときもそうだった。
それにしてもなぜ今、井上靖なんだ。
どちらかというと忘れられていく作家のような気がするが、
どうなんでしょう。『蒼き狼』『あすなろ物語』『闘牛』ぐらいは
読んだことあるが、正直いうと読んだこと以外何も覚えてい
ない。文春の「家の履歴書」に登場した原田眞人は、ちょう
ど井上靖の家でロケができることになったから、という理由
を語っていたけど…。
役所広司の井上靖っぷりは、山本五十六につづきかなり良
かった。俺も酔っ払ったあおいさんにからまれたい、と思い
ました。
5.20(日) ワーナーマイカルシネマズ釧路
2012年5月12日土曜日
台湾
台湾に行ってきた。
台北には最初の夜と最後の夜。
あとは澎湖諸島で泳いでいた。
釧路に住んでいると、
青い海、白い砂浜、灼けつく日射し、
といったものにどうしても憧れる。
ハワイでも沖縄でもよかったんだけど、
今回は台湾。
沖縄よりも南なんだぜ。
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