☆☆☆★★ F. F. コッポラ 1983年
暴力に生きる、むしろ暴力にしか生きられない若者たち
を、どちらかが死ぬまで闘いをやめない"闘魚"になぞら
えた青春映画。83年のコッポラにしてはえらく若いフィ
ルムである。『ゴッドファーザー』のような超大作のあ
とにこういう学生映画の小品のようなものを撮るひとは、
ハリウッドには珍しいのではないか。
モノクロの画面の中、ミッキー・ロークだけがモノロー
グのようにボソボソと響きのない声を発するのがカッコ
いい。音楽はスチュアート・コープランド。クールであ
る。
『アカルイミライ』を思わせないこともない。ま、黒沢
清は別に意識してないとは思うが。
4.22(土) BSプレミアム
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