☆☆☆ 成瀬巳喜男 1954年
川端康成原作、原節子主演、成瀬巳喜男監督。
原節子が、夫(上原謙)の不貞がなかば公然とまかり
通っている家庭で、やさしい義父(山村聰)だけを心
のよりどころに、しかし耐え切れずに壊れていく過程
を丹念に描いている。
原節子の喋り方ってあんなに吐息多めだったっけ。
なんかあの喋り方のせいで苦悩がいまいち伝わってこ
なかった。
記録映像として見ても十分おもしろい。60年前の鎌倉
駅前、そして神宮外苑の銀杏並木を見ることができる。
車道が無い!
しかしいったい何が「山の音」だったのやら。それら
しき山も音も登場しない。
3.25(日) BSプレミアム
0 件のコメント:
コメントを投稿