☆☆☆★★★   大九明子   2025年
『国宝』が秀作で気分が高揚していたからか、
いちど帰宅して晩ごはんも食べた後に再び自転
車をこいで新宿に向かい、本作を鑑賞。
これまたすばらしい映画だったため、実に至福
の一日となった。
祖母を亡くして気分が落ち込んでいた男子大学
生が、変わり者の友人と波長の合う女の子(河
合優実)によって再生していくという話。
飛ぶ鳥を落とす勢いの河合優実は、たしかによ
かった。よかったが、この映画に関しては伊東
蒼のすごさが炸裂するワンシーンにほとんどす
べてが持って行かれてしまうほどの破壊力があ
り、すっかり泣かされてしまった。
「初恋クレイジー」、良い曲ですよね。
                                            6.29(日) テアトル新宿

