2024年7月21日日曜日

蛇の道

 
☆☆☆     黒沢清    2024年

なんかどうも最後まで乗れなかった…。
フランスの観客向けに、少し話を分かりやすく
してる? バシュレ(=香川照之の役)ってあ
んなに序盤から怪しかったっけ? どうも綻び
が見えてくるのが早すぎるような気がした。
そして解決にともなうカタルシスというものが
まったくない、いやーな気持ちのまま終わる映
画である。それは哀川翔版と変わってないか。

観客としては、黒沢清特有の「カットの途中で
勝手に動き出すカメラ」に気持ちよく翻弄され
た。ルンバを使ったカットもおもしろかった。

そしてまた青木崇高! 最近多いな。

      6.18(火) ヒューマントラストシネマ渋谷




0 件のコメント:

コメントを投稿