2015年8月21日金曜日

Rising Sun Rock Festival 2015 ~2日目 前篇~


初日を早めに切り上げ、たっぷり寝たおかげで、気力・体力とも
に充実。天気は曇りがちである。時々雨がパラつく。涼しい。
2日目は13時半からスタート。
スタート前に、知り合いのPA業者さんに挨拶。


クリープハイプ

最初の3曲。
あまり興味はないが、オープニングだったので聴いてみた。
演奏は普通にうまい。問題はやはりボーカルだが、高いの
はいいとして、ピッチが時々合ってないような…。こ、これで
いいのだろうか? あんまり好きにはなれないなー。歌詞も
下世話で良いらしいが、聞き取れない。

キュウソネコカミ

最初の5曲。
演奏は普通にうまい。というか今って、下手なバンドあんまいな
いよね? みんなデビューの時点ですでにエレカシよりもうまい。
バックホーンよりもうまいよ。しかし、エレカシやバックホーンの
ような骨のあるバンドはあまり居ない。どうしてだろう。

まあそれはいいとして、このバンドはきっとシンセが肝だと思う。
ギターロックだが、キャッチーなリフをシンセが奏でる。ドスのきい
たボーカルもなかなかグッド。「スマホはもはや俺の臓器」とかい
う曲をやってた。コテコテの関西弁のMCがおもしろい。

miwa

最後の3曲を、遠目に。なぜなら、Rainbow Shangri-Laという
小規模のテントは既に人で溢れかえって外にはみ出しており、
とても中に入れる状態ではなかったから。
ライジング初登場らしい。とても礼儀正しい、真面目なMCが
聞こえる。「これからも、良い曲をたくさん作ってひとりでも多く
のひとに届けたい」的なやつ。

歌は大変にまっすぐ伸びやかで、ピッチは恐ろしいほど安定
している。ギターもちゃんとしてる。このコは真面目だよね。
きっとデキ婚はしないだろう。別に、特定の誰かを念頭に置い
てるわけじゃないよ。YUIよりも(言っとるがな)、なにもかもが
ちゃんとしてる。
なのに、ミュージシャンとしてどちらがおもしろいか、どちらを
追いかけたいかというと、それは間違いなくYUIなのである。
うーん、難しいところだ。良い曲だけじゃダメだし、歌がうまい
だけでもダメなのである。シンガーソングライターは、その人
にしか書けない歌を、そしてその人じゃないと魅力的に歌え
ない歌を書かないといけない。などということを考えながら
聴いていた。

clammbon

通りがかりに3曲。
このバンドも長いが、スリーピースというだけで好意的に見て
しまう。たぶん定番曲なのだろうが、知らない曲を一緒に歌え
と言われて困った。

N'夙川BOYS

全部。
ガチャガチャしたガレージロック。いまどき流行らなそうである。
でも流行らなそうというのはオリジナリティでもある。
スリーピースでベースレス。左側のギターが唄うのと、ドラムの
シシド・カフカみたいな女の子も唄う。変わってて、なかなかお
もしろいんだけど、果たしてどんな曲だったか、もう思い出せない。

沖仁 con 渡辺香津美

冒頭の2曲だけ。
「地中海の舞踏」という曲を、それはそれはすんごいテクニックで
ギターバトル。ゾクゾクした。
まだまだ聴いていたいけど、次のレキシに行かなければ……。

レキシ&二階堂和美 ~ふたりのビックリショー~

もちろん全部。
最初は「きらきら武士」「姫君shake」。
そのあとは夏・北海道にちなんだカバーメドレーをやる。
「夏祭り」「北酒場」「うれしい!たのしい!大好き!」など。

あいかわらず脱線の嵐だが、フェスは時間が厳格なので、
オーバーしないように気をつけていた。
「狩りから稲作へ」、今回初めてもう必ずしもやらなくてもい
いんじゃないかという気がした。あまり新しい発展がない。
今回はラップを二階堂和美が担当。

ザ・クロマニョンズ

最初の6曲。
前に観たときと印象はまったく変わらない。4人の出す音は
さながらロックンロールの弾丸である。強くてしなやかな音に
魅了される。カッコいい。


後篇へつづく。

2 件のコメント:

  1. 多分行けなかったけど、誘ってくれれば良かったのに。

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  2. いや、たぶん行けないだろうな、と思って…。
    来年また行く場合は誘ってみるよ。

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