☆☆☆★★ 島津保次郎 1939年
1939年に公開された映画をいま観られるってのはすごいこと
ですね。
しかもそれが現在の映画のおおかたよりもよっぽどおもしろい
んだから、どぉなっちゃってんだよ(by 岡村靖幸)ってなもんで
すよ。
1939年といえば昭和14年、まだ対米戦争すら始まらない頃。
上原謙が、主人公の妹にアプローチをかける外国帰りのキザ
な「若者」として登場するが、このひと加山雄三の「お父さん」
ですからね。めまいがするわ!
しかし映画はワイルダー的というか、実に洒脱で、テンポの良
い兄妹の会話はいつまでも聞いていたいと思わせる。素晴ら
しい。
1.19(水) BSプレミアム
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