☆☆☆★★★ タナダユキ 2015年
落ち目の映画プロデューサーを大倉孝二、ロマンスカー
の売り子を大島優子が演じる。全篇、ほぼ二人による芝
居で展開していく。口八丁と厚かましさで世を渡ってきた
業界人を大倉が見事に体現していてかなりおもしろいの
だが、大島優子もまったく引けをとらない堂々とした演技
で、正直いって期待以上。この役は「ふてくされていても
可愛い」というのが条件だと思うが、なかなかにキュート
だった。
こういうの好きだわぁと思いながらキネマ旬報を読むと、
モルモット吉田さんはけっこう酷評。あらら…。
まあたしかにロマンスカーという設定はあまり活きてい
なかった。
9.4(金) 新宿武蔵野館
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