2016年1月12日火曜日

黒い十人の女


☆☆☆★        市川崑        1961年

2016年の「映画はじめ」。

船越英二演じる名うてのプレイボーイ(テレビ局勤務)が、
自分が愛してきた十人の女たち(本妻ふくむ)から殺害計
画を立てられるという、非常にめでたい映画で幕を開ける
ことができた。
船越の人生を舐めてる感じとか、ブラックな笑いはなかな
か冴えている。贅沢をいえば、もっと展開にドライブ感が
欲しいところ。

これ、船越英一郎主演で2時間ドラマでリメイクしてもいい
んじゃないか。本妻は深津絵里で、愛人は石田ゆり子か
ら大島優子まで取り揃えれば豪華になる。

                                                  1.5(火) BSプレミアム


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