2016年5月16日月曜日

モヒカン故郷に帰る


☆☆☆★     沖田修一    2016年

こういうトボけた味をやらせたらさすがに巧い、沖田
修一である。松田龍平のへらへらした顔、何も考えて
ないくせに考えているふりをする演技も素晴らしい。

売れないパンクロッカー(松田)が、彼女(前田敦子)
の妊娠を期に、実家がある瀬戸内海の戸鼻島(架空
の島だって)に帰省する。ゆるゆると物語は進むが、
父親(柄本明)が末期のガンだと分かってから、ちょっ
とだけ様相が変わる。

それにしても山下敦弘に始まり、中田秀夫、黒沢清、
また山下敦弘、廣木隆一、そして沖田修一…。こんな
華々しい経歴の女優ってそうはいない。
シネフィルあっちゃんの映画的地平はかなり開けてい
て、しかも明るいのではないか。

                                                4.30(土) テアトル新宿


4 件のコメント:

  1. レヴェナント観てレビュー頼む

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  2. 薄暮しか狙わないで、1日のシュート時間1時間で10ヶ月で撮ったらしーぞ。。

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  3. 偶然、今日観て来ました。
    最初の20分には本当に圧倒されました。100点のオープニング。
    そうなんだ! 1時間のために毎日あのドロドロ血みどろメイクか。
    メイクさん大変だわ笑。
    森の映像めちゃカッコよかったぞ。

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  4. カッコよかったが!
    観てて物凄く疲れたよ。。

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