☆☆☆★ 石川慶 2017年
住宅街での一家惨殺事件、その現場をゆっくりドリーする
カメラを見ていて、そりゃ当然『怒り』を思い出す。いつ
壁に"怒"と血文字で書いてあるんだろうと待っていたが、
書いていなかった。当たり前だけど。
本筋にいたるまでのサイドストーリーが長すぎて、肝心の
満島ひかりの話のときにはだいぶ興味を失って少し寝てし
まった。脚本は向井康介なんだがなー。
殺害現場も、殺害にいたる過程も、殺人者の証言も、思わ
せぶりなだけで、決して恐くない。
ただ冒頭の、障碍者を装う妻夫木くんのシーンは実に「い
やな感じ」でとても映画的なシーンだった。★1コ追加。
2.19(日) 新宿ピカデリー
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