☆☆☆★★ クリストファー・ノーラン 2017年
第二次大戦中、ナチス・ドイツ軍に包囲されたダンケルクの
街に孤立した連合国軍。歴史に残る撤退戦を"あの"クリスト
ファー・ノーランが描く。どんな映画になるか、わくわくし
ますね。つい初日に観に行ってしまいました。
ワンカットに注いだ情熱(と金銭)に圧倒される。これって、
沈没する船にGoPro何台か仕掛けて、使ってるのはこの2カッ
トだけか…みたいな。同時に、主役はこっちだと言わんばか
りの、すさまじい音量で襲い掛かる音響に度肝を抜かれる。
鑑賞にはストレスに耐える体力を要するので、これから観る
ひとはご用心。
演出にはいろいろと不満があるものの、ここにつらつらと書
き連ねるのは控えよう。美女どころか、ひとりの女のひとも
出て来ないが(いや1人だけおばちゃんが一瞬出て来た)、
それはまあここで言う不満ではない。なにはともあれ、劇場
は戦場と化す。映画館に赴いて轟音の銃弾を浴びるべし!
9.9(土) TOHOシネマズ新宿
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