2022年7月17日日曜日

ひらいて

 
☆☆☆★★  首藤凛   2021年

目黒シネマにて、山田杏奈の主演作2本立て
という秀逸な企画。
「17才の帝国」で"とちおとめ"こと総理補
佐官を演じた山田杏奈があまりに可愛いの
で、今までどんな作品に出ていたんだ…見
逃していた…と思っていた私のための企画
なのではないかと、呼ばれるような思いが
して、つい駆けつけてしまう。

綿矢りさ原作の学園ドラマ。山田杏奈は好
きな男子を手に入れるために、レズビアン
のフリをして男の彼女を篭絡するという、
なんだか遠回りなことをする"愛"という名
のヒロインを演じる。打算的な面と直情的
な面が共存していて、おおかた不機嫌な顔
をしていることが多いのだが、それもまた
良し。というか、学校が舞台で「嘘つきで
性格がわるいコ」が主役というのは意外と
珍しいのではないか。

カラオケであいみょんを歌うシーンがあっ
て、いまだに映画で女の子がカラオケで歌
う場面があると『谷村美月17歳、京都着。
~恋が色づくその前に~』を必ず思い出し
てしまう私はおかしいのでしょうか。心理
的なオブセッションかもしれない。

                              6.19(日) 目黒シネマ




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