2011年7月14日木曜日

疲れすぎて眠れぬ夜のために

内田樹 著      角川文庫

家族というもの、身体というもの、社会というもの、知識という
のものについて、読んだ感じはけっこう極論を言ってるような
気がするんだけど、極論を極論と思わせない語り口のうまさ
なのか何なのかがあって、「うーむ、もっともかもしれない」と
思わされる。その連続。あまりに分かり易いので、かえって
警戒してしまうのだが、もうしばらく読んでみようと思います。
本書もおもしろかった。

2 件のコメント:

  1. こんにちは

    奇遇だね。内田先生、私も読んでゐます。面白いね。こちらの頭が動き出すのが、心地よくてずゐぶん読んでゐます。内田先生が書いてゐた、小津安二郎の「お早う」といふ映画が見たくなつてDVDを借りて見てしまひました。これも面白かつた。何が面白いつて、妙に懐かしいのと、じつにみごとに記号的に振る舞ふ登場人物の動きが、小津初心者としては興味を引いたからです。未見なら見て見てください。

    それから、近々「大鹿村騒動記」を見ようと思ひます。

    では。

    ところで、北海道の夏は涼しいのかな。

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  2. コメントありがたうございます。

    原田芳雄、亡くなってしまひました。
    残念です。好きな役者でした。

    こちらは涼しいですよ。
    朝晩は冷え込む(!)ので、いまだに冬と
    同じ布団で寝てゐます。北海道の中でも、
    ここ釧路の気候は異質です。最高気温がと
    にかく低いのが特徴であります。

    台風が四国、近畿を直撃してゐますね。
    学校は休みでせうか。かなり遅い台風のや
    うですね、お気を付けてください。

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