☆☆☆ 藤田敏八 1974年
友人との待ち合わせにちょっと時間があったので、原田
芳雄の追悼特集をやっていた新文芸坐に飛び込みで。
「修羅雪姫」というタイトルは、敬愛するタランティーノ方面
で耳にしてはいたが、あまり詳しくは知らず、しかも本作は
『修羅雪姫』の続編。続編から観るっていうのは初めてだし、
ひょっとしてヤバいかな…と思いつつ入ったが、内容は話
のスジもあったもんじゃないほとんどC級に近いB級アクショ
ン映画で、結果的に非常に朗らかな気分で劇場をあとにす
ることができた。
低予算だからなのか知らないが、もうツッコミどころは満載
で、中でもいちばん根幹に関わることなのだが、女殺し屋・
修羅雪姫を演じる梶芽衣子のアクションシーンにおける「体
のキレ」が全然良くないのには唖然とするしかない。これま
で追っ手の警官をさんざん斬り殺しながら逃避行を続けて
来たらしいのに、劇中で見る限り、1対1でも簡単に取り押さ
えられそうである。
まあしかし、そんなのは些細なこと。大事なのは、梶芽衣子
という物凄いキレイな女優が、女殺し屋に扮して悪党どもを
右に左に斬り伏せることであって、それ以外のことは全部オ
マケなのである。
9.22(木) 新文芸坐
画像よく見つかったな。。
返信削除確かにモノスゴクキレイだった。モノスゴク。
ほんとはあの「キレの悪い殺陣」の場面写真があるとよかったんだけどな。さすがに無かったわ。
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