<見つめられる淑女たち>
オムニバス映画 2012年
文豪たちの短篇を、それも若干エロス寄りな短篇を"気鋭の"
映像作家たちが映像化したもの。
まったく独立した短篇3つなので、以下別々に採点する。
「注文の多い料理店」 原作:宮沢賢治
☆☆★ 冨永昌敬
主演は石原さとみ。
映画的には、いいところはまったくなし。
演出が悪いんじゃないの。
「乳房」 原作:三浦哲郎
☆☆☆ 西海謙一郎
水崎綾女。
ぐっとレベルが上がって、「見せる」演出を堪能。
しかし空襲警報下の理髪店とは、エロいシチュエーションを
考えるものですな。三浦先生、さすがであります。
「人妻」 原作:永井荷風
☆☆☆★ 熊切和嘉
谷村美月。
さらにレベルが上がり、息詰まるような、生唾飲み込むような
「妖しさ」に感嘆。当ブログは谷村美月を応援しています。
まだ観ていない方は早急に『カナリア』と『17歳、京都着。
~恋が色づくその前に~』を観てください。
9.17(火) DVD
富永さんには手厳しいな。笑
返信削除だって面白くないんだもん。
返信削除『パンドラの匣』もいまいちだったし、
やっぱPV出身の監督は当たり外れが大きい。