☆☆☆★★ 候孝賢 1989年
久しぶりに早稲田松竹。
なぜかホウ・シャオシェンの二本立て。なぜ今ホウ・シャオ
シェン特集なのかは分からないが、でも現にこうして「そそ
られて」観に行ったわけだから、早稲田松竹は良い。
台湾南部の田舎から台北に出てはたらき始めた幼馴染み
のふたり。いろいろな困難やトラブルに見舞われながらも、
まわりの友情にも助けられ、自然にふたりは付き合い始め
る。やがて将来を約束し合って男は兵役へ赴くのだが…。
まあ台湾が舞台というのが目新しいだけで、どこにでも転
がっているような話なのだが、なんだろうこの映画に満ちて
いる爽やかな、甘やかな、苦みとでもいえばいいのか。男
の子がカッコばっかり都会風になって成長が感じられない
のに対し、女の子がどんどん大人っぽくキレイになっていく
のが印象的。そういうもんですよね。良い映画だった。
3.21(土) 早稲田松竹
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