2019年1月2日水曜日

ベスト5 <旧作>


続いて旧作。

1. インセプション          C. ノーラン  2010年

2. ポーラX                     L. カラックス  1999年

3. バリー・リンドン      S. キューブリック  1976年

4. さんかく                    吉田恵輔   2010年

5. ばしゃ馬さんとビッグマウス  吉田恵輔  2013年

次点. レオン                       L. ベッソン  1995年


<講評>
『インセプション』は5年に1本の大傑作映画だと
思う。C.ノーランは『ダークナイト』が無くても、
これ1本で映画史に残る。
『ポーラX』は観た者の心に引っ掻き傷を残さずに
おかない異形のフィルム。なんだか呪いのビデオ
みたいですが…。
キューブリックは『バリー・リンドン』でいった
い何を描きたかったのか。ただの口のうまいチン
ピラがのし上がり、没落していく様、というだけ
ではあの美術、音楽、カメラワークへの異常なま
での執着は説明できないように思う。
吉田恵輔の2本はキネカ大森で観て、このひとなら
この先どんな映画だって巧く撮れるだろうと思っ
た。素晴らしい監督。
『レオン』は、別にのめり込んだわけではないの
だけど、ジャン・レノの狂気から最後のスティン
グに至るまで、かなりキレイに「決まった…」と
いう気持ち良さがあった。


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