☆☆★★ 五社英雄 1987年
画面の中では女優さんたちが懸命にがんばっていらした
が、いかんせん退屈であった。こういう、いかにも「カツド
ウ屋」然とした映画は、きっちりきっちり作られているが故
に、時とともに魅力が褪せるのも早いのだろうか。時代遅
れ感がはなはだしいのである。『写楽』もこういう感じだっ
たなぁ、と思い出す。
冒頭、名取裕子が身売りされて吉原に足を踏み入れる描
写こそ「お、ブラタモリ吉原篇で見たやつだ」とおもしろがっ
て観ていたが、あとはずーっと、誰にも感情移入できず、
体当たり演技の連続にも「うん…」という感慨しかなく終わっ
てしまった。残念!
2.12(日) BS-TBS
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