☆☆☆★★ 荻上直子 2010年
これは思わぬ快作だった。
荻上監督。『かもめ食堂』はおもしろかったけど、その後「めがね」
とか「トイレ」とか言い出したので「ふーん」と思って追いかけていな
かった。迂闊だったぜ。こういう映画を撮れるひとだったとは!
この作風は、どういえばいいのかなぁ。
カウリスマキのような、ウェス・アンダーソンのような、家族がみんな
ヘンという意味では『リトル・ミス・サンシャイン』のような…。
しかしこれも山田洋次セレクション。セレクトされた中ではもっとも
新しい作品である。たしかに何度もクスリとさせられるし、「家族」の
映画でもある。今でも新しい映画をちゃんと観ているんだなぁと恐れ
入った。
2.17(日) BSプレミアム
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