2013年2月24日日曜日

喜劇 女は度胸


☆☆☆        森崎東        1969年

いやはや、暑苦しい映画だね。
ある勘違いが生む「すれ違い」が物語の肝なのだが、ゲーテの
詩集を使ったその過程にいかんせん説得力がない。肝心の「す
れ違い」がアホらしいので、どうも映画全体がバカバカしく見えて
くる。役者が汗をかきかき熱演すればするほどに。

騒々しいドタバタ劇の後、ちょっとしたどんでん返しがあり、それ
はなかなか工夫されていておもしろかった。渥美清の怪演もある。

女優としては、倍賞美津子。
当時23歳、ピッチピチの新人である。「女は度胸」の主役に抜擢
されるだけあって、なるほど肝の据わった演技をしていた。

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2 件のコメント:

  1. まだ見てないんだけど、微妙ですか。
    ニワトリは裸足だ?、はおもろかったから期待してるんだがなぁ。

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  2. まあ俺には微妙だったね。
    でも渥美清だけでも観る価値はあるよ。

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