☆☆☆ 森崎東 1969年
いやはや、暑苦しい映画だね。
ある勘違いが生む「すれ違い」が物語の肝なのだが、ゲーテの
詩集を使ったその過程にいかんせん説得力がない。肝心の「す
れ違い」がアホらしいので、どうも映画全体がバカバカしく見えて
くる。役者が汗をかきかき熱演すればするほどに。
騒々しいドタバタ劇の後、ちょっとしたどんでん返しがあり、それ
はなかなか工夫されていておもしろかった。渥美清の怪演もある。
女優としては、倍賞美津子。
当時23歳、ピッチピチの新人である。「女は度胸」の主役に抜擢
されるだけあって、なるほど肝の据わった演技をしていた。
2.18(月) BSプレミアム
まだ見てないんだけど、微妙ですか。
返信削除ニワトリは裸足だ?、はおもろかったから期待してるんだがなぁ。
まあ俺には微妙だったね。
返信削除でも渥美清だけでも観る価値はあるよ。