☆☆☆★★ 山田洋次 1964年
「無法松の一生」を下敷きにした、荒くれ者と美人の奥さんの
悲しい恋の話。山田洋次、若い時の監督作だが、若い時から
ツボを押さえとるね。
ハナ肇の毎度張り切りすぎの演技には、ちと閉口させられるも
のの、細部まで行き届いたおもしろい映画である。
女優は、桑野みゆき。このひともめちゃくちゃ可愛いね。
『兄とその妹』に出ていた桑野通子の娘さん。
ハナ肇が桑野みゆきを「ご新造さん」と呼ぶのが、私には耳慣
れなかったのだが、もともとは武士の奥方のことをこう呼んで
いたらしい。明治期には良いとこの若奥さん全般にも使うよう
になった、とのこと。時代劇では普通なのだろうか。時代劇あん
まり観ないからな。参考までに。
1.20(日) BSプレミアム
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