☆☆☆★★ 森﨑東 2013年
全国公開からは3か月遅れか。当時、なんだかえらく評判が
良いと思っていたら、あれよあれよとキネマ旬報のベストワン
になった。
なるほど母親の認知症がどんどん進んでいく話なのだが、全
体にカラッとして明るい。登場人物たちの長崎弁が心地よく響
く。岩松了もうまいが、赤木春恵はほんとにボケてるんじゃない
かと思うほどの怪演。ボーッとしている時の顔なんか、魂が抜け
ているようである。
岩松了も、リリー・フランキーと並んで「なんでこんなにうまいの」
と観るたびに思う「二足のわらじ」俳優である。遺憾ながら本業
の脚本の方は拝見したことが無いが。
映画を観てから、と思って置いておいたETV特集も観る。
森﨑監督自身も、徐々に認知症が進行しつつあるとのこと。
うーむなんとも。
2.27(木) イオンシネマ釧路
0 件のコメント:
コメントを投稿