☆☆☆★★ マキノ雅弘 1970年
健さん追悼の二本目。
「筋の通らない」ことがまかり通る世の中で、身の危険を
かえりみず、命を賭して「筋を通す」健さんに胸がすく思
いがするのは、もしかすると私も多少は大人になったと
いうことなのだろうか。
大人になった自覚はまったく無いので、たぶん気のせい
だろう。あるいは「筋の通らない」映画の見過ぎで、単純
明快な映画が新鮮に見えているだけかもしれない。
大銀杏の下で一度だけ会った健さんを慕い続ける芸妓
の藤純子が健気である。
2.21(土) BSプレミアム
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