☆☆☆ リチャード・カーディス 2009年
時はブリティッシュ・ロックの黄金時代。
退屈な「公共の」ラジオ放送をぶっとばす"海賊ラジオ局"が、
不良の音楽・ロックンロールを流しまくるという題材には胸お
どる。次々に炸裂する60年代のロックは最高にゴキゲンだが、
一方でストーリーがあまりにペラペラのスカスカで、脚本家を
メインに仕事をしている監督とは思えない。手抜き工事であ
る。
反体制・反権力ってあんなお気楽なものなんだろうか。
乱痴気騒ぎもたまにはけっこうだが、もっと政治権力との息
詰まる攻防が描かれてもいいんじゃないか。
"Elenore"という曲、わたし大好きなんですが、ああいう使わ
れ方をするとはね…。
8.13(土) BSプレミアム
0 件のコメント:
コメントを投稿