☆☆★★★ アレハンドロ・ホドロフスキー 1973年
せっかく特集上映してるから、毒喰らわば皿までということ
で、ホドロフスキー2本おかわり。いやー、さすがにクラクラ
した。
『エル・トポ』がニューヨークのアンダーグラウンドな界隈
で圧倒的な評価を得たされた次の作品ということで、まあ張
り切ってたんだろうね。イメージの奔流である。濁流、と言
い換えてもいいが。熱量はすさまじいものがある。タブーな
んて俺にはないもんね、という「いきり」が露悪的といえな
くもないが、まあそのへんは浅田彰がウンベルト・エーコと
かを援用してうまく解説してくれそうな感じである。感想と
して丸投げすぎるか…。
「風船にくくり付けて何かを空に飛ばす」という描写が、こ
れまで観た3作に必ず出て来る。何かあるのかね。あと火で
燃やすことで何かを浄化する、というモチーフ。
そして、ついに伝説の映画『エル・トポ』……。
6.4(月) 早稲田松竹
0 件のコメント:
コメントを投稿