2021年4月1日木曜日

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||

 
☆☆☆★   庵野秀明   2021年

出張から帰り、まあ何はともあれエヴァを観
に行くことにする。
これにて「終劇」ということで、色んな落と
し前がどんどん付けられていく。特に終盤の
怒濤のような「走馬灯」心象風景も含めて、
要するに完結篇であった。

内容には触れない。というか「なんか知らん
がこの人は最後こうなったらしい」以外のこ
とは、説明しろと言われてもできないのだが。
『破』『Q』以上に、「これまでの『エヴァ』
の殻を打ち破ろうという意図(というか義務
感?)」は感じられるものの、どうも「また
このパターンか」という感じが拭えない。
ディテールは新しいのだが、話型が一緒とい
うか。まあそれは神話をモチーフにしてる以
上、「『新しい話型』などというものは無い」
ということなのかもしれない。
しかし素朴な疑問として、アスカはなぜずっ
とあの格好だったのかが謎だった…。羞恥心
とか無いのは前からかもしれないが、せめて
普通に服を着てたほうがいいのでは…。

                        3.14(日) 新宿ピカデリー









3.27(土)追記
『プロフェッショナル 庵野秀明』を観る。
「おとなになり損ねたひと」(Ⓒ 鈴木敏夫)
はエヴァに落とし前を付けた後、どのような
作品をつくっていくのか…。

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