2022年8月4日木曜日

【LIVE!】 小沢健二


So kakkoii 宇宙 Shows

01. 流動体について
02. 飛行する君と僕のために
03. 大人になれば
04. アルペジオ
05. いちょう並木のセレナーデ
06. 今夜はブギー・バック/あの大きな心
07. あらし
08. フクロウの声が聞こえる
09. 天使たちのシーン
10. ローラースケート・パーク
11. 東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディー・ブロー
12. 運命、というかUFOに(ドゥイ、ドゥイ)
13. 強い気持ち・強い愛
14. 天気読み
15. 高い塔
16. 泣いちゃう
17. ある光
18. 彗星

<Encore>
01. 失敗がいっぱい
02. ドアをノックするのは誰だ?(イントロのみ)
03. ぼくらが旅に出る理由
04. 薫る(労働と学業)
05. 彗星

                  6.25(土) 東京ガーデンシアター


もともとは2020年、ガーデンシアターのこけ
ら落としだったはずの公演が、1年延期され、
さらにまさかのもう1年延期されての、ようや
くの開催。このライブに込めるオザケンの気合
いはバンドメンバーの衣装を手がけることを始
めとして、凝りに凝りまくったメドレー中心の
新旧を自在に行き来するセットリスト、「離脱
!」の掛け声で演奏のテンポが半分になる謎の
ややこしいルール、そして物販にまで漲ってい
た。

何より驚いたのは、オケの指揮者(しかも服部
隆之)やハープ奏者までいる30人の大編成バン
ドなのに、ギターはオザケン本人だけ。サポー
トギターなし! リズム楽器でもあるギターの
テンポがほんのちょっとでも狂うと、とっても
カッコわるいことになるのに、それを歌いなが
ら1人で完璧にやる、しかも恐ろしく複雑なメ
ドレー構成と「離脱!ルール」まであって、す
べてをミスなくこなすのはまさに至難というか
ほとんどミッション・インポッシブルと言って
よいだろう。よほどの自信とみた。そして実際
オザケンは歌いまくりの弾きまくりでやっての
けたのである。細かい部分ではミスだらけと本
人は言っていたが、正直ぜんぜん分からなかっ
た。
ついでにいうとコーラス隊もおらず、3曲ぐら
いでバンドの誰かがコーラスを入れてた以外
は、歌声すべてがオザケンのみ。よっぽど自
信がある…のかは分からないが。
それにしても充実したライブで、もちろん2年
待った甲斐があったというか、天才が気合い
入れて準備するとここまでになるのか、とひ
とつの到達点を見せられた思い。

ベストアクトは、「フクロウの声が聞こえる」
の熱唱・熱演もかなり良かったのだが、前もそ
の曲にした気がするので、「泣いちゃう」~
「ある光」の流れに。

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