ハナレイ・ベイ
☆☆☆★★ 松永大司 2018年
これはなかなか良い。
もう遠い昔に読んだきりなので、映画化にあたって
どこをどう膨らませたのか分からないのだが、それ
がけっこううまくいっているように推察される。
吉田羊はさすがに巧い。サーファーだった息子をサ
メに殺された偏屈なおばさんという役どころで、サ
バサバしてるけど無駄に明るくなく、色んな感情を
ひとまず胸に納めて、毎年ハナレイに通い、1週間
浜辺で本を読んでいるというその複雑な葛藤が、見
えるか見えないかという絶妙な線で演技していた。
去年ハワイに行ったときにカウアイ島もぜひ行きた
かったのだが、いろいろあって断念したのだった。
残念である。リトライしたいものだ。
11.3(土) 新宿ピカデリー
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