2018年11月8日木曜日

娼年


☆☆☆★     三浦大輔     2018年

観ながら思うのは、こんな大変な映画どうして
撮ろうと思うのかねー、ということ。舞台化の
方が先だったが、まあこんな調子の舞台なのだ
としたら、そちらも生身の肉体を使った作品化
に伴う困難に対してどれぐらいちゃんと評価さ
れたのだろうか。話の筋は簡単で、「女なんて
退屈さ」とうそぶいていた主人公が「置屋の女
将」みたいな女に見出されて娼夫となり、めき
めき伸びる素質でもって、ずっとセックスばか
りしているのである。

松坂桃李はこの主演をよく引き受けた。たいし
て好きな役者でもないが、好印象。こういう映
画に出る役者は制作側からもきっと重宝がられ
ることだろう。なかなかいいお尻だし。

冨手麻妙って女優なんか見たことあるなー、と
思ったら『アンチポルノ』の女のひとか。あれ
も酔っ払って観てしまった映画のひとつ。

                                   10.26(金) キネカ大森


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