2019年8月6日火曜日

ブラック・クランズマン


☆☆☆★    スパイク・リー   2019年

早稲田松竹でスパイク・リーの2本立て。

スパイク・リーは初鑑賞と思っていたら、ずーっと
前に2本立ての1本で『セレブの種』を観ていた。そ
れも早稲田松竹で。もうほとんど覚えていないけれ
ども…。

本作は、黒人警官がKKKに潜入捜査するという、あ
りえないような実話を基にしている。らしい。

潜入がバレるバレないのハラハラもあるにはあるが、
そこまでサスペンスフルではなく、どちらかといえ
ば軽口や人種差別ジョークに笑いながら、最後は差
別主義者たちが死んだりボコられたりして痛快、と
いう感じ。しかし一方にはもちろんシリアスな流れ
も確固としてあり、主張の強い映画でもある。画像
はラストカットに据えられる、さかさまの星条旗。
しかしKKKに電話する人間と潜入する人間をどうし
ても分けなくてはならない理由が弱い気がして、そ
こがずっと引っ掛かっていた。

                                          7.22(月) 早稲田松竹



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