2020年11月21日土曜日

楽園の瑕 終極版

 
☆☆☆★   ウォン・カーウァイ 2008年

池袋の文芸坐にて、ウォン・カーウァイ特集。
未見の2本が上映される日を狙って、仕事終
わりに駆けつける。

1994年製作の『楽園の瑕』を大幅に作り直し
た「終極版」。追撮はしていないようだが、
編集が元のとはぜんぜん違うらしい。

砂漠地帯にぽつんとある家に住み、「殺し」
を請け負って殺し屋を派遣するブローカーを
レスリー・チャンが演じて、寓話のような幻
想的なストーリーが展開される。年に一度訪
ねて来るレスリー・チャンの友人と、もうひ
とり似たような顔のひとが出て来て、途中ま
で私はふたりが同じ人物だと思って観ていた
のでわけが分からなくなった。
戦闘シーンのコマ落としとかスローモーショ
ンが香港映画っぽくて良いですなー。クリス
トファー・ドイルの映像は独特の美学があっ
て、観ていて飽きない。やっぱこのひとすご
いんですかね。

                                   11.9(月) 新文芸坐







これにて100本! 無事達成。
2016年以来となる。

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