☆☆☆★ 澁谷実 1952年
公開当時はたいへん話題になった、大ヒット作なんですよ、との
山田監督のコメント。へぇ。戦争で気が触れた青年の役を三國
連太郎が演じているが、その青年に対する周囲の応対の温か
さが、ひとつ映画のトーンを明るくしている。
澁谷実と木下恵介は仲が悪く、食堂で鉢合わせしそうになると
助監督があわてて止めた、という話を山本晋也が披露していた。
高峰秀子のエッセイを読む限り、木下恵介というひとはあっけら
かんとした天才で、とても敵を作りそうなひとには思えないが、ま
あ人間にはいろんな面があるということか。
画像は三國連太郎。若い。
3.22(木) BSプレミアム
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