2012年3月28日水曜日
DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る
☆☆☆ 高橋栄樹 2012年
前作(寒竹ゆり 監督、 岩井俊二 製作総指揮)は、わりとメンバー個人
のパーソナリティに焦点を当てていた。こちらとしても去年の時点では、
まだメディアに出て来る子ですら顔と名前が一致しない状態だったので、
細切れのインタビューではあったが、なかなかおもしろく観た。
そして今回、紹介はもう済んだということなのか、メンバーのパーソナリ
ティに関してはほぼ何も触れられることなく、2011年というヘビーデュー
ティーな年を、AKB48がどう駆け抜けたかに、ひたすらフォーカスをしぼっ
ている。そして、前作よりはだいぶつまらなくなった。
全体が低調だったわけではなく、おもしろく観た部分もある。おそろしい
スピードで巨大化していくAKB48という存在に、メンバー自身も("中心メ
ンバー"でさえも)とまどい、混乱している様をためらいなく映す台湾・香
港公演の様子なんかはわりあいおもしろかった。台湾や香港での熱狂
的な歓迎ぶりに「なんだか私の知ってるAKBじゃないみたい」と率直に
困惑を口にするまゆゆ。「てんやわんや」という言葉があんなにしっくり
くる現場は見たことがないほどの、西武ドーム公演の舞台裏の大混乱
ぶり。
でも見所といったらそれぐらいか。画像は、過呼吸の発作を抑えながら
出番を待つあっちゃん。
3.24(土) ワーナーマイカルシネマズ釧路
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