☆☆☆ フランソワ・トリュフォー 1969年
トリュフォー映画祭が有楽町で始まったので、さっそくどんな
感じか偵察に行って来た。初日のジャン・ピエール・レオーの
舞台挨拶があった回は、はやばやと売り切れたらしいが(当た
り前か)、この日も席はなかなかの埋まりよう。
映画は、3歳で親に捨てられてから、森で育った半分獣のよう
な少年が保護されて、トリュフォー演じる学者(?)のもとで人間
社会に適応するよう矯正を試みるという内容。まあ普通だった。
キネマ旬報のトリュフォー特集号には橋本愛のインタビューが
載っていた。まだ『大人は判ってくれない』と『アメリカの夜』しか
観たことがないが、二つともとても好きだったので、どんどん観
ていきたいとのこと。泣けてくる。ユイちゃんはシネフィルだった
んだね。私が18のときにはまだゴダールもトリュフォーもロマン
ポルノも、何も観ていなかったよ。黒沢清や青山真治の映画で
橋本愛を観る日も近いという気がする。
10.12(日) 角川シネマ有楽町
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