☆☆☆★ フランソワ・トリュフォー 1962年
アントワーヌとは言うまでもなくアントワーヌ・ドワネルのこと。
『大人は判ってくれない』のジャン=ピエール・レオーの役名で
ある。あれから色々あって、アントワーヌはレコード会社で働い
ていて、コンサートで出会った美少女のコレットに恋をするわけ
である。窓から会話するシーンが有名だが、他にも瑞々しい描
写がいっぱいで、トリュフォーの本領発揮といった趣き。
本作はオムニバス映画『二十歳の恋』のフランス篇。
どうもこれ以外はパッとしないらしく(石原慎太郎の監督作も含
まれてるらしい)、いまでは単独の短篇映画として上映されるこ
とがほとんど。なので私は一毫の躊躇もなく、これを1本とカウン
トするのである。それも観るのは2回目であるにも関わらず。
そうまでして100本観たいのか…。
10.23(木) 角川シネマ有楽町
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