2016年2月27日土曜日

逆鱗


NODA・MAP 第20回公演

このブログをやり始めてから観劇に出掛けたこと、あったっけ?
ブログの前身、ただの映画ノートだった頃はまだ時々行っていた
ので、そこには「ザ・キャラクター」やら「太鼓たたいて笛ふいて」
なんかの感想が書いてあるはずだ。たぶん。

大学生のときは、井上ひさしのこまつ座を中心として、野田秀樹
や劇団四季の自由劇場のシェイクスピアなんかをしばしば観に
行った。PARCO劇場の三谷幸喜も観たかったが、チケットが取
れたためしがない。あと、清水邦夫もよく観に行っていたな。
実は私は清水邦夫のファンで、あのついつい口に出して読みた
くなるカッコいいタイトルたちは、リルケの影響が大きいなんてい
う話を聞くと、すぐリルケの詩集やら『マルテの手記』を買ったもの
である。中断して最後まで読めていないけど。

『鴉よ、おれたちは弾丸をこめる』
『ぼくらが非情の大河をくだる時』
『泣かないのか? 泣かないのか一九七三年のために?』

これ芝居のタイトルですからね。
かっこいいなぁ。やっぱり。

ということで、前置きが長い。要するに、ひさびさにも程があるが、
芝居を観ました。野田秀樹だし、松たか子と阿部サダヲ出てるし、
「花燃ゆ」ですっかり好きになった井上真央ちゃん出るし。瑛太は
まあ、どうでもいいけど。

芝居は良いですなー。言葉のシャワーを浴びる感じ。
多少聞き取れなくても気にならない。
今回は、野田秀樹お得意の言葉遊びから、意外な展開が用意さ
れていて、まったく退屈しなかった。
内容については、まだまだ大阪公演もあるようなので、書くことは
控えます。

                                                          2.16(火) 東京芸術劇場


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