☆☆☆★★ 市川崑 1977年
ようやく、市川崑映画祭に参戦。
とりあえず昔、金田一を5本連続で観て、いちばん人間
関係が複雑で分からなかった本作を再見。
舞台は例によってとある寂しい村。
その名も鬼首(おにこべ)村。
例によって対立する二つの家。由良家と仁礼家。
そして手鞠唄になぞらえて、娘たちが次々に殺される。
死んでいるはずの老婆。掘っ立て小屋に住むあやしい老人。
お膳立ては完璧!
手鞠唄をちょっとずつしか思い出さないおばあちゃんがおも
しろい(下画像)。死体の見せ方にこそ美学があることをこの
映画から学んだのであった。
今回は犯人が分かっているので、人間関係もよく分かったよ。
しかし「犬神家」ほどの感動はなく。
1.30(土) 角川シネマ新宿
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