☆☆☆★ ヴィクトル・コサコフスキー 2021年
文春の映画欄でほぼ満点を獲得するなど、え
らく評判がいいので観に行ってみた。
グンダという母ブタを追ったドキュメンタリ
ーである。グンダの寝息から映画は始まり、
そういえばブタの寝息は初めて聴いたな、な
どと思っていると、ぽろぽろと10匹ほど子ブ
タたちが現れて母ブタの乳を争うように吸い
始める。
ま、結果的にはここがいちばん感動的で、出
オチと言えば言えなくもない。直球といえば
直球。いろんな撮影手法は駆使しているよう
だが、なんだか真っ当すぎてどうも…という
のが正直な感想。唯一ひねりがあるといえば、
全篇モノクロにしていることぐらいか。
あと一部、どうも後付けっぽい音があるなと
思ったら(鶏のはばたきだったか)、Foley
のクレジットがあるのを発見。まあ、ドロー
ンはうるさいから音だけ差し替えるのは仕方
ないと思うけれど、音だけ別録りじゃなくて
Foleyでやったりもしてるんですね。
12.19(日) ヒューマントラストシネマ渋谷
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