2013年4月2日火曜日

風と共に去りぬ


☆☆☆★★★      ヴィクター・フレミング      1939年

高評価が続きますが。
こんなに名作ばかり観てたら当然か。

戦後、この映画を観て、戦争中にこんなん作ってる国と戦って勝てる
わけがなかったと改めて思った、というような文章を複数見た気がす
るのだが、誰だったか思い出せない。別に国力(軍事力)と映画を作
れる「余裕」とが直結するとは思わないが、鑑賞中、しきりとそのこと
を思い出してしまったのは、やはりこれだけの"絢爛豪華"な映画を、
1939年に作れてしまうアメリカという国の圧倒的な「パワー」に思いを
馳せずにはいられなかったからだろう。

スカーレット・オハラは決して万人に親しまれるキャラクターではない。
むしろこんなヒロインで3時間半もつのか、と思うぐらいだが、不思議
ですね。メラニーの人物造型も秀逸。

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