☆☆★★★ アルフレッド・ヒッチコック 1941年
ヒッチコック渡米後の、『レベッカ』に続
く第2作。
ジョーン・フォンテインが夫への疑心暗鬼
に囚われていく様をずっと観ていると、イ
ングリッド・バーグマンがとんでもないモ
ラハラ夫に欺かれて、「どこかおかしい」
と疑いながらもどんどん衰弱していくあの
『ガス燈』を思い出さずにいられなかった。
本作のケーリー・グラントも、平気で嘘は
つくは隠れてギャンブルはするわそれで大
損するわで相当ろくでもない性分ながら、
大スターに殺人犯は演じさせられないから
と、結局いい奴でしたという話で終わって
いる。ヒッチコックは別の結末を考えてい
たが、映画会社に却下されたという。
6.14(月) BSプレミアム
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