この線路を降りたら
映画について私が知っている二、三の事柄
2021年8月4日水曜日
その男、凶暴につき
☆☆☆★★
北野武 1989年
深作欣二の代理で…などともうくどくど
説明を繰り返すことはしないが、映画監
督・北野武がここから始まったのは確か
なことである。
『ダーティ・ハリー』のイーストウッド
を思わせる暴力刑事が、警察内部にまで
巣食っている巨大な"悪"に立ち向かい、
そして散っていく。知的障害のある妹が
巻き込まれて麻薬漬けにされるというと
ころが、映画の後味を苦いものにしてい
る。
サティの"グノシエンヌ"を使った劇伴も
秀逸。
7.8(木) 新文芸坐
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