☆☆☆★★ K・S・ラヴィクマール 1998年
2018年「4K & 5.1chデジタルリマスター版」
を、自宅のテレビ(HD、ステレオ)で視聴。
「スーパー召使い」ともいうべき主役のムトゥ
を演じるのは、インド映画界きっての大スター
"ラジニカーント"さんだというのだが、パッと
見はただのアクの強いおっさんに見えなくはな
い。
効果音ばかりがハデなアクションあり、顔芸あ
り、歌あり踊りありの絢爛豪華さは、「インド
映画」のイメージ通りですこぶる楽しいが、瞠
目するのはそのカットの多さ。冒頭の5分を撮
るのに、ゆうに1週間はかかったろうと思われ
るほど、莫大な数のダンサーを踊らせ、馬車を
疾走させ、それをあらゆるアングルから撮って
惜しみなくカットを重ねる。これは気前のいい
プロデューサーがいないと撮れない映画である。
ボリウッド、恐るべし。
5.5(水) BSプレミアム
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