☆☆☆★ 根岸吉太郎 1986年
「かなり異色」のホームドラマといったらいいか。脚本は
かの「家族ゲーム」の森田芳光。冴えている。
こういう脚本は、きっと脚本だけ読んでも充分おもしろい。
観ていて愉快な映画ではない。単身赴任と浮気と離婚を
題材に、愉快な映画を作ろうったって無理かもしれない
けど。クストリッツァならあるいは作るかもしれない。
前から思ってたんだけど、1980年代の邦画の「画面の感
じ」が好きじゃない。なんだかもったりしているし、色も暗い
感じがする。なにゆえこんな感じの画質なのかは知らない
が、こんな野暮ったいカラーなら、いっそモノクロのほうが
マシじゃないかとも思う。なぜ80年代の邦画は画面がもっ
たりしてるのか、知ってるひとがいたら教えてください。
8.7(日) BSプレミアム
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