ヘッセ 著 高橋健二 訳 新潮文庫
札幌との往復で読了。
変わってるなー。『車輪の下』と同じひとが書いてるとは思えない。
文体をまるで変えてくるヘッセ先生。恐るべし。
バラモン階級にありながら、「沙門」(しゃもん。旅する苦行僧と思
えばいいのか)となることをみずから選んで、施しを受けながらさ
すらいの旅を続けたシッダールタと友人ゴーヴィンダのお話。
シッダールタの得意技は「考えること」「待つこと」「断食すること」
の3つ。なかなかチャーミングな得意技である。
最近のマイブームはヘッセと内田樹です。よろしく。
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