2011年8月28日日曜日

火宅の人


☆☆☆★      深作欣二      1986年

檀一雄の小説を映画化したもの。
檀自身と思しき小説家に緒形拳、妻がいしだあゆみ、そして
愛人に原田美枝子。この原田美枝子がたまらんわけで…。
今でこそ「貞淑な妻」の役でも何の違和感もない原田さんだが、
この頃は非・清楚系というか、「奔放な娘」の役ができる貴重
な存在だったらしく、そのお美しい肢体をありがたくもフィルム
に焼き付けている。三谷幸喜は「はすっぱ」な感じが魅力的
だったと言ってたが、思えば「青春の殺人者」(長谷川和彦
監督)でもそういう役だった。原田さん、今でも素敵ですね。
画像は、松坂慶子。原田さんのは良いのが無かった。

                                            8.14(日)  BSフジ


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